自殺は、悪いことなのでしょうか? ※社会的に損害を与える自殺.. - 人力検索はてな
だいぶ出ていますので、既出の回答への返答の様な形で書いてみたいと思います。
なにかのヒントになれば幸いです。
・あなたが死ぬことで悲しむ人がいるのでやめた方が良い
反対に、あなたが死ぬことで助かる人、ほっとする人もいるかもしれません。
大部分の人間は、自分がいじめられていたらいじめている人にはいなくなって欲しいと思うでしょう。
悲しむ人がいるのと同様に、喜ぶ人もいるでしょう。数の上で同じ、とまでは言いませんが。
・迷惑がかかるのでやめた方が良い
・誰にも影響を与えないのなら死んでも良い
これも上と同じ様なパターンですが、生きているだけでそもそも人は誰かに迷惑をかけ、影響を与えています。
完全に、誰にも、そして何にも影響を与えない自殺というのは不可能です。
どのくらい私は水なしで続くだろう
ぼくの意見としては、その影響や迷惑が限りなく小さくする努力をするならば自殺も許されると思います。
葬儀費用云々だって、どうせ人間はいつか死ぬんですし。遅いか早いかの違いでしょう。
・それまでのその人の人生にはなにかしらのコストがかかっているので社会的な損失となる
これもすべて上の論理でカヴァーできてしまうのですが、やはりその人がずっとマイナスの影響を与え続ける可能性はありますよね。
今ホットなニュースである八ッ場ダムもそうですが、ある程度の金をかけたので、完成まで持っていかないともったいない、という考え。
しかし、やはり「途中でやめる」決断も必要でしょう。これ以上は無駄だと考えるのなら、きっぱりとやめることも必要だと考えます。
・遺伝子を維持することに貢献しない
生物学的見地、とでもいうのでしょうか。文系なのでよくわからないのですが。
wheneジョナス·ソークは生まれなかった
ただ、コメント欄でも出ている通り、「自殺する」遺伝子は自殺した方が次へつながらないので良いというロジックがひとつ。
また、自然界では劣悪な種は淘汰されますが、人間の世界だけは別です。
なにか自分の身体に欠陥があろうとも、生きることができます。また、自然界ならとっくに死んでいるような年齢や身体になっても、「生きてしまう」ことができます。
あるいは、「生かされて」いるともいえます。
人間の寿命は際限なくこれからも延びていきそうです。そういった特殊な世界である以上、自然界の理を持ち出すのはいささかナンセンスな気がします。
以上の返答からもわかるとおり、僕は自殺に反対しません。むしろ、賛成です。
ただひとつ、子供の自殺だけは反対です。
彼らにはまだ大人とは比べ物にならないほどの「未来」(選択肢)があるわけですし、なにより熟慮という言葉を知りません。
あなたは、オレンジ色のパイプをどのように作るのですか?
ニュースで大人が自殺したという話を聞いてもなんとも思いませんが、まだいたいけな子供が自殺したというのを聞くとぼくは本当に心が痛みます。
大人は、すべての選択肢や、これから起こりうるであろう自分の未来について検討することができます。
そういった全てを見通したうえで、選択肢の中の一つとして自殺を選ぶのなら、それは間違っていないと思うのです。
遺族や親しい人へのダメージも、遺書等々で軽減させることは可能です。自分が死んだ後のことを想定して、なるべく滞りなくことがすむよう取り計らうこともできます。
しかし、子供にはそういったことができません。
子供だって、「死にたい」と思うことはあるでしょう。そして、その時の感情はいたって真剣であるでしょう。
しかし、彼らはまだ物事が見えていません。おとなになれば、あの時「自殺したい」と強く願った感情はなんともちっぽけなものに映るでしょう。
というわけで、まとめると
・自殺は基本的にOK
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