2012年3月11日日曜日

【熱海の捜査官】(総括ぁ法(榛笋瞭罎肇優奪閥誼弔領教祖 - トップがんのトリガミ日記

ご訪問ありがとうございます。当ブログを管理しているトップがんと申します。

この夏は、オダギリジョー主演の『熱海の捜査官』にどっぷりとハマってしまい、気がつけば18本もの記事をアップしていました。
  ▽総括編 ・・・ 8記事
  ▽資料編 ・・・ 4記事
  ▽各話要点整理 ・・・6記事

  これらの記事を読んでいただけるのなら、下記の「記事一覧表」からどうぞ
   ◆ドラマ『熱海の捜査官』に関する当ブログ記事一覧
       記事URL:

この記事では、謎だらけの『熱海の捜査官』の中でも、とりわけ謎めいている平坂(風宮)とネット教団について考えてみました。

◆風宮について考えたこと

★風宮の日記の内容について
・ドラマでは、風宮は「自分は死んでいるのかもしれない」と日記に書き、「東雲から予想を遥かに超える答えを聞いた」と書いています。

・人体蘇生の人体実験をしたかった風宮が、「死後の世界を垣間見た経験」を持つ3人をさらっておきながら、「これからどうしたらいいのか見当もつかなかった」という状態に陥ってしまった原因が東雲との会話にあるのは明白です。

・このシーンのポイントは、以下の2点だと思います。
   "宮は、なぜ自分が死んでいるのでは?という疑念を抱いたのか?
   風宮は、なぜ東雲の記憶を操作したのか?
   I宮は、なぜ拉致した3人を眠らせたままにしておいたのか?
   ど宮の日記にある「研究者として踏み込んではならない所に来ている」の意味は?
   ド宮が「過去に犯した罪」とは何か?

・,砲弔い匿簑すると、風宮は「バス消失の際、私達全員がラインを越えた」といわれたのだと思います。南熱海が死者の国であれば、風宮が南熱海に来た時点で死んでいることになりますが、個人的にはその世界観(ドラマ上の設定)は正しくない気がするので、ここでは却下します。

・△砲弔い討蓮風宮が東雲の記憶を消して意識不明状態にしたのは、自分がバス消失事件を起こしたせいで黄泉の国へいかなくてはならなくなった東雲を助けるための時間稼ぎだったのではないでしょうか。


男は何もぶら下がっに慣れることができ

・については、風宮が3人を眠らせたままにしておいたのは、3人が自分の死を自覚している可能性が高く、目覚めると東雲と同じになってしまうからだと思います。風宮が4人を拉致したのはそれぞれが経験した臨死体験について話を聞くことが目的で、元々はすぐに解放するつもりだったのだと思います。東雲以外の3人を眠らせたのは、騒がれないようにするための便宜的な措置だったと思いますが、東雲の話が風宮の計画を大きく狂わせてしまったのだと思います。

・ど宮は人体蘇生の専門家ですが、彼にできるのは死亡直後の人間を蘇生させることです。完全に死んでしまっている人間を生き返らせることは「神の領域」であり、風宮が「研究者と� ��て踏み込んではならない所に来てしまった」と絶望感に打ちひしがれるのも当然だと思います。また、風宮がカセットテープをバスと共に海に沈め、その後の研究を断念したのは、自分自身が死んでいるかもしれないのに、人体蘇生の研究をしても無意味だと思ったからではないでしょうか。

イ砲弔い討蘯信がありません。星崎は、この記述を読んで「だから風宮は過去を消して徳永研究室にもぐりこんだのか」と得心していました。風宮が犯した罪とは、おそらく人体蘇生の研究に関係していて、風宮は何らかの事故を起こし、他人の運命を大きく変えてしまったのだと思います。

・余談ながら、風宮が平坂という名に改名したことについて一言。「総括 廚暴颪い燭箸り、「風宮」は伊勢神宮外宮内にある別宮の一つ。伊勢 神宮の正式名称は「神宮」であり、文字通り日本の頂点に位置する神社です。方や「平坂」は、「黄泉比良坂」に由来した名前であり、神社のトップからの転落ぶりは、甚だしいものがあります。おそらく、三木監督は、この改名によって、風宮に「堕天使ルシファー」のイメージを与えたかったのだろうと思います。

★なぜ平坂と占部は捜査に協力的だったのか?
・星崎と北嶋の捜査に対し、市長の甘利や担任の敷島が余り協力的ではなかったのとは対照的に、平坂と占部の態度は協力的でした。最終回での銃撃戦も平坂が使っていたのは麻酔銃であり、彼に殺意があったかどうかはわかりません。おそらくは、北嶋を眠らせて姿を消すつもりだったのではないでしょうか。


フィン·ですrøsvoll

・この二人に共通していたのは、「自分は既に死んでいるのかもという疑いを抱いていたフシがあること」です。バス消失事件の張本人である平坂が、捜査を妨害・撹乱することもなく、捜査に協力的だったのは、「自分が既に死んでいることを、星崎に宣告して欲しかった」ためであり、占部も同じような想いを抱いていたからこそ、星崎が謎を解明できるようリードしたのではないかと推測します。

◆ネット教団の裏教祖は誰なのか?

★担任の敷島澪について
・ドラマ全編にわたって不可解な言動をとり続けたのが担任の敷島澪でした。星崎に協力的だったり非協力的だったり、四十万新也に近づいてキスをしたり、新宮寺とバスの中で密会したりした他、新宮寺の死に半狂乱になったりしました。

・最終回では、ずっと行方の知れなかった3人が見つかったというのに現場や病院に駆けつけることもなく、どこか楽しげな様子でパソコンと向き合っていました。このシーンを見て、「敷島が教祖だったの?」と感じずにはいられませんでした。

・敷島が葬儀の場でいきなり「翼をください」を高らかに歌い上げたのは、敷島に「この境遇から脱却したい」という心情が感じられます。

★寮職員の阿久根について
・寮職員の阿久根は、第2話でバスが発見された時、「黒魔術を使ってまでもバスが見つからないよう祈ったのに」と悔しがっていました。

・結局、あのシーンは特に意味がなく、校長の宇喜多と不倫関係にあった阿久根が、二人の関係が露見するのを恐れていただけの話だったのもかしれません。バスが発見されたら警察がやってきて、宇喜多との不倫がバレるかもしれないと思ったからこそ、「バスが発見されませんように」と黒魔術に祈っただけだと考えれば、一応の説明はつきますが、阿久根が教団の運営に係わっていた可能性もあると思います(理由は下記に記載)。

★「第2のステージへ」とは何か?
・ボトルメッセージに書かれていた「第2のステージ」とは何なのだろうか?


何が勇気の象徴でしょうか?

・第4話では、「皆さん、お久しぶりです。私はもうすぐ皆様の元に帰ります。一つの真実を持って」というボトルメッセージが信者に送られていました。第6話では、「Mr.2」こと新宮寺が、「我々は、ラインを越えようとしている。解けなかった謎の答えが導き出されるであろう」と、信者に啓示していました。

・これをつなげれば、「一つの真実」によって、「解けなかった謎」が解明されたため、「第2のステージに行く」ということになります。「謎を解くための真実」がラインを越えるための手段であり、「ライン」が黄泉の国との境界線であれば、「一つの真実」とは、「死を自覚すること」であり、「第2のステージ=黄泉の国」だと推論できます� �

・トップがんは、信者たちが本当に「第2のステージ」とやらに行けるのかどうかは怪しいと見ています。最後のボトルメッセージが送られたのは、3人が発見された直後でした。入学式の日になっても3人は眠ったままで、東雲も学園から姿を消したという状況は、メッセージの送信者にとっては想定外の事態のはずであり、真実とやらを知りえない彼らが「第2のステージへ行く」ことなどできないと思うのです。

★ネット教団の"裏教祖"
・また、最後のボトルメッセージが出されたのは、行方不明の3人が発見された直後でした。教祖の月代は、バス消失事件以降風宮に眠らされていたのであり、この3年間、誰かが教祖の名を語って信者にボトルメッセージを送っていたこととなります。

・トップがんは、四十万新也が裏教祖ではないかと疑っていたのですが、最終回でその線も消えました。とすれば、残る人物の中で最も怪しいのは担任の敷島です。もしかすると、校長の宇喜多や寮職員の阿久根もグルで、それが永遠の森学園の裏の顔なのかもしれません。そう考えれば、バス事件の後に学校を去ろうとした新宮寺を宇喜多が強く慰留したのも頷けます。


・最終回で、星崎と北嶋が永遠の森学園にあいさつに行ったシーンでは、東雲がいなくなった聞いた敷島と阿久根は引きつったような表情をしていました。ネット教団は、東雲に「あなたを探していました」というボトルメッセージを送り、「ミスター2」を通じて東雲を次の教祖にするよう指示していました。これは東雲がラインを越えた経験を持つ者の一人であり、唯一目覚めている人間だったからでした。

・東雲との同居を願い出た星崎の申し出を敷島が許可したのは、「東雲の記憶の早期回復」という点で、両者の思惑が一致したからだと思います。「真実を知り得る者」である東雲は、教団にとって最も重要な「手がかり」であり、東雲を失うことは大きな痛手のはずです。「 東雲がいない」と聞いたときの敷島や阿久根の表情は、彼女が教団と深い係わりがあることを如実に示しているような気がします。

★ネット教団の目的は何か?
・ドラマを見た限りにおいては、ネット教団は霊的な体験をした月代を教祖としており、「人は死んだらどうなるの?」とか「天国って、どんな世界?」という未知への憧れや探究心が信者の信仰の源泉になっている気がします。

・トップがんが未だによく分からないのは、「永遠の森学園の生徒には、どういう人間がいるのか?」ということです。四十万新也や甘利レミーは「普通の人間」であると思うし、中には東雲のような"自覚なき死人"がいることは分かっています。が、このどちらにも当てはまらないタイプの生徒がいるような気がします。

・これを具体的に言うと、「死んでいることを自覚しているが、黄泉の国に行くことができない者」であり、そのキーワードは「自殺」です。どうして「自殺」かという点に ついては、「総括Α廚鬚翰ください。

・トップがんは、このタイプに属する生徒がネット教団と深い係わりがあるような気がします。信者たちが新宮寺を「Mr.2」と畏怖しているのは、彼が「ライン越えの体験者」だったためと推測します。が、トップがんは、「新宮寺がMr.2」であることに、この教団の目的があることを突き止めました。この点については、「総括ァ廚暴颪海Δ隼廚辰討い泙后



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